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好感度が上げる方法…それは『自分の弱みを見せる』こと!

「○○の好感度が5ポイント上がった!」

…なんて数値化してくれるなら良いのですが、現実でそんなことが起きることがありません。
数値化についてはゲームで良くあることですが、現実でも好感度そのものは大切でしょう。

過去にも

 

 

といった好感度を上げる方法について解説しております。
そして、今回は『好感度を上げるなら「自分の弱みを見せる」こと!』という研究がありますので、それをご紹介していきます。

どうぞ、よしなに♪

 

 

『弱みを見せる』ことによる自己と他者の評価の違い

 

これは2018年のマンハイム大学がおこなった実験でして、合計7つの研究で構成されています。
数百名の参加者を招集し、大まかな実験デザインは、以下のようになっております。

 

  1. 参加者たちに、「好きな相手に愛の告白をしている状況」「ケンカの後で恋人に謝っている状況」「職場で重大なミスを犯したことを認めている状況」などの心理的に負荷の大きい状況を想像してもらう
  2. 「恥ずかしさや欠点、失敗をさらけ出す行為」について、どう感じるかを報告してもらう

 

以上のことをおこない、自分の弱みを見せた人たちへの好感度をチェックしていきました。
その結果ですが、6つの実験で一貫した評価がされていまして、

 

  1. 大体の人は、自分が「恥ずかしさや欠点、失敗をさらけ出す行為」をしていると想像した場合、「自分は弱い、無能であるように感じる」と報告する傾向にあった
  2. 誰かがそのような行為をしていると想像した場合、「その人は良い人間だ」と報告する傾向にあった

 

自分の弱みをみせる行為には、自己と他者の認識に差があるようです。
自己と他者における好感度の差については、以前から確認されてきております。そして、弱みを見せる行為にも、同じような現象が現れるというわけですね。

研究チームは、このような現象を「美しき混乱効果」と呼んでおります。

 

研究チームは現実の場面でも実験をおこなっておりまして、

 

  1. 参加者を2つのグループにわけ、1つのグループには審査員の前で即興の歌を歌ってもらい、もう一方のグループには審査員を務めてもらう
  2. 全員に「他者に恥ずかしい姿を見せる」ことについてどう思うかを尋ねる

 

「弱さ」への評価の差を調査したところ、こちらでも同様の結論が出まして、

 

  • 歌うグループは「自分の恥ずかしいシーンを見せたら、他人に嫌な思いをさせるだろう」「自分は堂々とした姿を見せなければならない」と答えた
  • 審査員グループは「人前で歌うことができる人たちには、どんな姿を見せようが強さと勇気を感じる」と答えた

 

という評価の違いが出ております。
研究チームは、

過去の研究から見ても、「自己の弱さ」を表現することは人間関係において重要なことである。
自分の弱さを表現することで信頼関係が構築でき、相手に助けを求めることで学習を促進することもでき。そして、過ちを認めればそこには許しが生まれ、恋愛感情を告白できれば新しい関係を生み出すことができる

 

良好な関係を築くには、自己開示が必要
「弱さを見せる」のも、立派な自己開示何でしょうな~~。。。

さらに、

「弱さ」を示す行為が、自身にとって「自分が無能である」という表現だと感じられたとしても、他者からは勇気の表現に見える場面は少なくない。
人間関係の質や健康、仕事の成果に対する「弱み」を示す行為は、実際には有益なのである。

 

「弱さを見せる」行為は、自分の弱さを受け入れている証拠なのでしょうね。
だから、弱さを表現できる人は、他の人からは「勇気ある人」として好感度が上がるのだと…!

 

 

 

 

とはいえ、なんでもかんでも「弱さを見せれば良い!」…というわけではありません。
1966年のデータでは

 

  • 以前から周囲から「能力が高い」と思われている人が失敗などをした場合、周囲から「好感を持てる人だ」と思われやすくなる
  • 以前から周囲から「能力が低い」と思われている人が能力が高い人と同じ失敗をした場合、周囲から「嫌いになった」と思われやすくなる

 

いわゆる有能な人が「うっかりTシャツを反対に着ちゃった…」となると、周りは「なんか親近感が湧くな♪」となるものの、そうでない人が同様のミスをすると、「うわぁ…」とドン引きする現象が起きることがあります。

これは昔から「プラットフォール効果」として有名な現象が確認されています。
有能だと周囲が評価しているがかわいいミスをすると、俗に言う「ギャップ萌え」が起きる心理現象がこれなんです。

 

あとは、いわゆる「ヤバい人」と思われる人には弱みを見せるのは禁物です!
そういう人は「良い人」のフリをして近寄り、弱みを握ったらそれを利用して操ろうとします。

ということで、

 

  1. 相手と仲良くなりたいなら、自分の弱みをさらけ出して好感度を上げよう!
  2. でも、相手や周りがどう思っているかで効果が分かれるから注意しよう!
  3. そして、ヤバい人には自分の弱みを見せないこと!

 

を心に刻み、相手と仲良くなっていきましょう☆

 

 

【参考文献】
[Beautiful mess effect: Self–other differences in evaluation of showing vulnerability.]
[The effect of a pratfall on increasing interpersonal attractiveness.]

 

 

 

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