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【小ネタ】「霊感のある人」の特徴って、どんな感じ?

今回は、ちょっとした小ネタをご紹介します。

オチとしてはしっかりとしていまして、とりあえずは「霊感のある人って、どんな人なの???」を解説していきます。僕としては、人智の超えたことを否定してしたくないので、霊的なことを信じてはいます(鵜呑みだったり妄信したりしませんが)

どうぞ、参考に♪

 

 

「霊感のある人」の特徴

 

これは2021年に公開された研究でして、まずは、この研究で取り扱っている「霊感のある人」について説明します。

 

  • 霊感がある人が初めて特異な体験をした平均年齢は21.7歳で、ほとんどの人が20歳以前か40歳前後で体験している。
  • 44.6%の人は毎日、33.8%の人が前日に霊体験をしていると回答した。
  • 霊体験の場所については、79%の人が教会や墓場などと回答した。12.9%はまったく霊の存在がないような場所で体験すると回答した。
  • 65.1%が個人の頭の中だけで体験し(霊の声を聞く、など)、31.7%が頭の中と外側の両方で体験し、3.2%が外側の体験を報告した(実際に霊を目視する、など)

 

そして、研究の内容ですが、霊感がある人65名と霊感がない人143名を対象に、「普段からどれぐらい幻聴や幻視を経験しているか?」や「映画や音楽、思考などの刺激にどれぐらい没頭するか?」、「超能力や魔術、宇宙人どどれぐらい信じるか?」などを尋ねていきます。そのうえで、霊感がある人の性格特性や特徴をチェックしていくというわけです。

 

結果なのですが、

 

  1. 霊感がある人たちは全員、没入レベルが高いことがわかった
  2. 霊感がある人たちは幻聴の体験率が高く、個人的アイデンティティの評価が高い(=他人の意見に影響されにくい)ことがわかった

 

要約すると、霊感がある人たちとは、自分の内的な体験に没頭するのが得意な人たちということですね。

一見すると「架空と現実の区別がつかない人」のように感じますが、こういった人は自然の美しさなどに感動し、人生の満足度が高いものです。感受性が高いのも特徴ですので、内的体験に没頭することは決して悪いことではありません。最後に、没入レベルが高い人の特徴をリスト化しますので、どうぞテストしてみてください。

該当することが多いと、もしかすると「霊感のある人」かもしれません☆

 

  1. 時々、子供の頃に体験した感覚がよみがってくることがある
  2.  雄弁な言葉や詩的な言葉に、大きな感動を覚えることがある
  3.  映画やテレビ、演劇などを観ているうちに、自分も周囲も忘れて、現実のように物語を体験することができる
  4.  絵を凝視したあとに目を離すと、自分がその絵の中にいるような錯覚におちいることがある
  5.  自分の心が世界全体を覆い尽くすような感覚になることがある
  6.  空の中で雲の形が変化していくのを見るのが好きである
  7. 自分が望めば、良い映画を見たり、良い話を聞いたりするように、鮮明に物事を想像することができる
  8. ある人々が神秘的な体験について話すとき、私はその意味が理解できると感じる
  9. 私は時々、いつもの自身の外側に出て、まったく別の状態を経験することがある
  10. 羊毛、砂、木などの質感から、色や音楽を連想することがある
  11. 私は時々、物事には二重の現実があるかのような感覚をもつ
  12. 音楽を聴いているときに没頭してしまい、それ以外のことに気がつかないことがある
  13. 自分が望めば、自分の体が重くて動かせないと想像することができる
  14. 私はよく、実際に出会う前に、他の人の存在をうすうすと感じることができる
  15. 木の火の弾ける音を聞いたり炎を見たりすると、想像力が刺激される
  16. 自然や芸術に没頭して、自身の意識状態が一時的に変化したかのような感覚になる
  17. 色は、私にとって独特で特別な意味を持っている
  18. 日常的な作業をしている際、自分が何をしているのか忘れてしまい、数分後にそれを終えていることに気がつく
  19. 時々、過去のある経験を明確に、鮮明に思い出すことができる
  20. 他の人には無意味に思えるようなことでも、自分には意味があることが多い
  21. もし私が芝居をするとなれば、その人物の感情を本当に理解して、その人物に「なりきる」だろうと思う
  22. 私の思考は、言葉としてではなく、視覚的な感覚として起こることが多い
  23. 小さなこと(シャボン玉の色や、リンゴの芯を切ったときにできる5角形の星形など)に喜びを感じることが多い
  24. パイプオルガンの音楽のような迫力のある音楽を聴くと、宙に浮いているような感覚になる
  25. 聴き方によっては、ノイズを音楽に変化させることができる
  26. 私の最も鮮明な記憶のいくつかは、香りや匂いによって呼び起こされる
  27. ある音楽は、絵や色の変化するパターンを思い起こさせる
  28. 誰かがなにかを言おうとしていることが、その人が言う前に理解することがある
  29. 私は「身体的な記憶」をよく覚えている(ex:泳いだ後でもまだ水の中にいるような感覚がある)
  30. とても魅力的な声を耳にすると、そのまま聞き続けてしまうことがある
  31. そこにいない人の存在を、うっすらと感じることがある
  32. 自分が努力しなくても、考えやイメージが浮かんでくることがある
  33. 異質な匂いや異質な色彩があるように感じる
  34. 夕焼けに畏敬の念を覚えることがある

 

 

【参考文献】
[When spirits speak: absorption, attribution, and identity among spiritualists who report “clairaudient” voice experiences]

 

 

 

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