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ネット上に存在する「かまってちゃん・かまちょ」の性格について

現実にもネットにも存在する「かまってちゃん・かまちょ」

こういった人の性格がどんな感じなのか?…っていうことを調べてくれた研究がありますので、ご紹介していきます。僕個人としては、始めはそれなりに対応するけど、さすがに時間も割きたくないし、面倒に感じてしまう性分ですね。

こういった人の生態を解説しますので、どうぞ参考に♪

 

 

サッド・フィッシングの愛着スタイル

 

これは2022年に公開された研究でして、347名の男女を対象にサッド・フィッシングをする人の特性を調査していきました。
サッド・フィッシングについてですが、研究チームは次のように定義しております。

サッド・フィッシングとは、SNSにて自身の感情の状態を誇張して同情を集めようとする行為である

 

よくある?「恋人にフラれてしまった…。僕は(私は)もう生きていられない…!」みたいな文言です。
SNSをしていたり、周囲の人たちにこういった人は一定数見かけるかと思います。

 

実験の内容ですが、まず参加者が普段どれぐらいサッド・フィッシング(仕事のトラブルや健康問題をネット上で誇張した経験)をしているかを尋ねていきます。そのうえで、参加者全員の愛着スタイルやソーシャルサポートを測定していったそうです。

 

結果ですが、「サッド・フィッシングをする人は、不安型愛着スタイルが強い」ことがわかったそうです。
不安型愛着スタイルとは、他者から見捨てられることへの不安が大きいタイプでして、俗に言う「重い人」がそれに該当します。

研究チームによると、

より不安型愛着スタイルを持つ人物は、他者との関係や友情を形成するために、他者を操作する傾向が強い。

 

 

不安型愛着スタイルの人は「見捨てられたくない!」という気持ちが強すぎるがために、ネット上(後は実際の人間関係でも)でかまってちゃん化し、他者の気を惹こうとするのです。わざわざ研究しなくてもわかるよなぁ~~…って結論ですが、科学的に再認識したって感じでしょう。。。

このサッド・フィッシングですが、これにはデメリットが存在します。

 

  1. 本当に助けてほしいときに助けが得られにくくなる
  2. 他者を操作することが習慣化し、いわゆる「ヤバい人」になっていく

 

このような問題が発生しますので、基本的に不安型愛着スタイルは改善した方が良いですね~~。。。

 

 

【参考文献】
[Sad-fishing: Understanding a maladaptive social media behavior in college students]

 

 

 

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