たまに、今回のように恋愛に関する情報を提供するのが、当ブログ。
人によっては、異性のことも健康に直結しますから、恋愛に関する情報を提供することで健康維持に繋がれば幸いな感じです。今回は『好きなタイプは、年齢を重ねていくと、どのように変化するのか!?』を解説していきます。
どうぞ、よしなに♪
理想のパートナーの好きなタイプの変化
これは、2023年に出た研究で、382名の男女 (年齢M = 32.8 歳、SD = 7.4、範囲 = 18 ~ 54、女性 = 192 名、男性 = 190 名) を約13年間にわたり追跡調査したものとなっております。
対象となった男女が、この調査期間に恋愛相手への好みが、どう変化していったかを調べていったそうです。
往々にして、理想的な好みの標準モデル (ISM) というものは、暖かさ-信頼性、活力-魅力性、ステータス-リソースという 3 つの相関要素で成り立っているとされています。また、これら3つの要素に縛られない可能性が十分にありまして、
- ユーモア
- 社交性
etc.
これらなんかは、いわゆる「モテ要素」によく取り上げられている内容ですね。
上記のものなんて効果的な恋愛テクニックの常連にもなっているので、もはや常識レベルの者なんじゃないかなぁ?…って思っていたりします。あと、有名どころだと、男性は「資源獲得能力」が、より重要視されているなんてのもありますよね!
では、この調査でどのようなことがわかったかといいいますと、
- 13年が経過しても、大体の人の「好きなタイプ」の安定性は、平均して高い。
- しかし、年齢を重ねていくにつれて、多くの人物は身体的魅力と経済力を重要視しなくなる傾向があった。
- また、年齢を重ねていくにつれて、優しさやユーモア、価値観の共有といった特徴のほうが、より重要視されるようになった。
- 上記のような好みの変遷は、「子供が生まれる」「離婚する」といったライフイベントの発生と相関があった。
- 研究の期間中に子供ができた人は、子供がいない人と比較して、地位や経済力に対する好みが安定しなかった。そのため、子供を持つかどうかは、理想的なパートナーのタイプに大きな影響を与える要因だと考えられる。
大ざっぱにまとめると、
- 年齢が若いほど、身体的魅力や経済力、社会的地位などといった原始的な魅力が好み
- 年齢が上がるほど、優しさやユーモア、価値観の共有などといった精神的な魅力が好み
このことについて研究チームは、次のように語っています。
理想的なパートナーの好みは、13年以上にわたり、大きな安定性を示している。
しかし、いくつかの変化については、子育てのようなライフイベントと関連していると思われる。
といったことで、子供のことを意識しているかどうかで、好きなタイプが変化するんだなぁ~~…ってところでしょうね。
これを基準にパートナー選びを考えると、結婚を見据えた本気の付き合いかどうかがわかるんじゃないかと思った次第です☆
【参考文献】
[Stability and Change of Individual Differences in Ideal Partner Preferences Over 13 Years]