ポリフェノールは、緑茶やブドウ、リンゴ等に含まれる植物由来の成分のことで、抗酸化作用や抗炎症作用、免疫作用を持つものが多いです。
なので、美容・アンチエイジングの話題に登場しやすく、健康食品や化粧品にも用いられております。今回は、そんなポリフェノールの効果ひとつに、「薄毛にはポリフェノールが効く♪」っていう話を聞きましたので、それをご紹介していきます。
育毛の参考になると思いますので、どうぞご一読ください。
ポリフェノールの育毛効果について
これは2026年に出たメタ分析で、非瘢痕性脱毛症(男性型脱毛症、円形脱毛症、休止期脱毛症など)へアプローチした、32件のランダム化比較試験を分析したものとなっております。対象者は計2,183名(平均年齢は42.1歳で、女性の平均割合は37.8%)で、調査内容のうち23件は、男性型AGAを対象としております。
使用されたポリフェノールは、
- ブドウ種子由来のポリフェノール
- 緑茶抽出物
- リンゴ由来のポリフェノール
で、塗布タイプと服用タイプの両方で試されております。介入期間は8週間から12ヶ月まで様々で、ほとんどの研究は3~6ヶ月間でした。
分析した結果なのですが、
- 7件の試験では、プラシーボよりも毛髪密度が増えた
- 5件の試験では、プラシーボよりも総毛髪数が増えた
- ミノキシジルと比較した2件では、毛髪数に明確な有意差がなかった
という結論が出たようです。
毛髪密度とは、一定の面積に何本の髪が生えているかを示す指標です。総括しますと、ポリフェノールには「髪の本数を僅かながらも増やす働きがあるかもしれない!」としています。また、ミノキシジル(AGA治療における、科学的に信ぴょう性の高い成分)との比較で、毛髪数に有意差がなく、「もしかすると、ポリフェノールは、ミノキシジルと同等の効果があるのでは!?」と思ってしまいます。
とはいえ、ミノキシジルと直接比較した試験は2件しかなく、統計的に検出できなかった可能性があります。
注意点としては、ポリフェノールとは言っても、ブドウ種子と緑茶、リンゴでは含まれる成分が違うところです。
ポリフェノールを使用するにしても、飲むのか塗るのかも統一されてなく、使用量や試験期間にもかなりの幅があります。なので、現段階での結論は、「一部のポリフェノール抽出物には、薄毛を改善する可能性がある“かもしれない”」レベルではあります。「現代医学の治療薬に頼りたくない!!」っていう人には、薄毛治療の有力候補になり得ますが、まだまだ調査を続ける必要のあるものでしょう。
個人的には、僕の鍼灸と合わせて使うのが良いのかな?…って思っている次第です☆