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保湿クリームと化粧水を使うときに正しい順番はあるのか?

美容鍼灸も承っている身として、やはり美肌に関しては興味を持っているところ。

たとえばですが、異性が魅力的だと感じる人というのは、清潔感が重要なファクターとなっております。
男女とも、見た目には気を遣っていった方が、人生の質の向上に繋がります。

過去のブログでも取り上げていますんで、そちらも合わせてお読みくださいませ♪

 

今回は、結局のところ『保湿クリームと化粧水を使う正しい順番って?』という疑問について解説していきます。

基本的なスキンケアについては解説してきましたが、スキンケアの研究は単一しか調べていないのが難点だったりします。
なので、複数のスキンケア商品を組み合わせた研究というものは、けっこう貴重だったりします。

どうぞ、参考にしていってくださいませっ!

 

 

保湿クリームと化粧水を使う際の正しい順番について

 

これは2016年に出たペン州立大学の論文でして、20名の女性を対象に実験をおこなったものです。
実験についてですが、以下の3つのプロダクトを用いて、それぞれが肌の保湿にどれくらい効果があるのかをチェックしていったというものです。

 

  • 保湿クリーム(主成分:シアバター プリンセピアオイル )
  • 化粧水(主成分:水 ペンチレングリコール スベリヒユエキスなど)
  • ミネラルウォータースプレー

 

まず被験者全員の肌質を「ドライスキン」と「ノーマルスキン」の2つに分けて、各プロダクトを8つのパターンで使用するように指示を出していったそうです。

 

  1. 化粧水のみを2時間おきに使う
  2. 化粧水のみを1回使う
  3. 化粧水を使い、次にクリームを使う
  4. クリームのみを1回使う
  5. クリームを使い、次に化粧水を使う
  6. クリームと化粧水を2時間おきに使う
  7. クリームを使い、次にウォータースプレーを2時間おきに使う
  8. 何もしない

 

その後、表皮の保湿レベルを2時間おきにチェックして、どの組み合わせがもっとも効果があったのかをチェックしていったということです。
その際、

 

  • 室温は22度
  • 湿度は50%

 

となるように調整し、けっこう厳密に効果を確認してくれたようです。

 

その結果なのですが、

 

  1. 「クリームのみ」「クリームのあとに化粧水」「化粧水のあとにクリーム」の場合、どのパターンも同様の保湿効果があり、時間とともに同じように効果が低下していく
  2. 化粧水を2時間おきに使うことで肌の水分量は上がるものの、8時間後にはクリームを使った場合よりも水分量は低下する
  3. 化粧水のみでは肌の水分量が上がらないため、常に使い続ける必要がある
  4. クリームのあとにウォータースプレーを使うと、肌の水分量は低下する

 

ということがわかったそうです。
なので、僕の過去に書いたブログのとおり、お肌の潤いを保つためには保湿クリームのみで十分だろうということ!

この実験では、化粧水のみを使用した場合は20%ほどしか水分量が上がらなかったのに対し、クリームを使用した場合は大体のパターンで70〜80%ほど水分量が上がり、8時間後も40〜50%も保ち続けています。
反証があるとすると、今回の実験で使用した化粧水での結果なので、他の成分が入ったものなら、結果が異なる可能性自体はあるのかな?…っと。

 

 

 

 

といった感じなので、スキンケアなら保湿クリームを精査した方が効果的でしょうね。

もちろん、今回の実験結果がすべてではないので、なにか効果が期待できそうな化粧水があるのなら、試してみるのはアリかと思います。
少なくとも、保湿クリームは使用することが前提であることは間違いない様子。

僕も年齢的に曲がり角なので、入念にケアしている次第です☆

 

 

【参考文献】

[Comparison of skin hydration in combination and single use of common moisturizers (cream, toner, and spray water)]

 

 

 

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