「サプリを買うのに迷ったら、とりあえずビタミンD!」というくらいオススメなのが、ビタミンDです。
なくらい、ビタミンDの有効性が解明されてきております。
そんなステキなビタミンDですが、なんと、日本人の98%がビタミンD不足なのです!
今回は、その事実について深掘りしていきます!!
日本人におけるビタミンD不足の実態
これは2023年に出た、東京慈恵会医科大学などの調査で、5,518名(男性は3,400名、女性は2,118名)の日本人(参加者の平均±標準偏差と年齢中央値は、男性ではそれぞれ50.6±13.2歳と51歳、女性では45.6±14.7歳と47歳)を対象に血液検査をおこないました。
検査方法ですが、新しく開発された全自動液体クロマトグラフィーとタンデム質量分析(LC-MS/MS) システムなるものを用いられており、より精密な検査をおこなったそうです。結果、健康的な日本人であっても、98%がビタミンDの基準値を満たしていなかったらしく、特に食事から摂取できるビタミンD2の量が少なかったとのことでした。ちなみに、うち4,334名(78.5%)がビタミンD欠乏症なので、何か症状が現れているときには、大体がビタミンDが原因かもしれません。
子供のくる病や成人の骨軟化症、高齢者の骨粗鬆症もそうですが、
- 呼吸器疾患
- 自己免疫疾患
- 様々なガン
- 糖尿病
- 慢性腎疾患
- 認知症
- うつ病
- 妊娠の有害転帰
- 身体能力の低下
もビタミンD不足が絡んでいることが明らかになっています。
続いて、ここでは10万人のデータを使ったメタ分析もおこなっていまして、次のような結論に至っております。
- ビタミンDサプリを摂取している人は、あらゆるタイプのガンでも、死亡率が12%減少した。
- 特に高齢者ほど、ビタミンDサプリによってガンによる死亡率が減少しやすい。
- この効果は、毎日サプリを摂取しないと得られない可能性がある。
当然ですが、この研究だけでは、ビタミンDサプリでガンによる死亡を阻止できるとは言い切れません。
今回得られた研究データを見る限りでは、「ビタミンDサプリを飲んでおいた方が良いのかなぁ~~…。」っていう気持ちにはなってしまいますよね。研究チームは、「ビタミンDサプリは手軽に手に入るので、1日2,000IUほど飲み続けることが良いのかもしれない…」とコメントしております。
改めて、飲んでいこうかな…!