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講演会『肺炎を正しく恐れる -コロナにどう勝つか?- 』に出席しました!

11/8(日)のことですが、勉強の為に池袋大谷クリニックの大谷義夫院長による『肺炎を正しく恐れる -コロナにどう勝つか?- 』という講演会に出席しました。

まだまだ増え続けていますし、段々と寒くなって免疫力が低下する時期で、罹ってしまう可能性が高くなりますからね。
しっかりと勉強して、自分自身や僕の周りの人たちが健康であり続けてもらいたいと願っている次第です。

 

会場の実際の様子を撮ろうとしたのですが、撮って良いのかどうかわからないのと、単純に時間がなかったので無理でした…。
別にギリギリに到着したわけではないんですけどね(汗)。

僕にも、色々と事情があるのですよ(ーー゛)
まあ、資料はキチンと撮っています(アイキャッチ画像がそうです)。
ちゃんと出席したという証明的な感じで。

 

…とまぁ、そんなこんなで講演会に出席しましたので、要点をまとめていきますね。
TVに多数出演されているクリニックの院長のお言葉は、専門用語なども使われていなく、まだまだ未熟な僕にも大変わかりやすいものでした。

やっぱり勉強になるなぁ~~。

 

 

新型コロナ(COVID-19)の感染経路

 

メインになってくるのは、飛沫感染と接触感染。

飛沫感染とは、感染者のくしゃみや咳、つばなどが飛んできて、他者がそれを口や鼻から吸い込んでしまって感染するということです。
接触感染とは、感染者の触ったドアノブや手すりなどに残ったウイルスが手につき、その手で自分の口や鼻、目をさわったことで感染するということです。

他にも感染経路は存在しますが、僕らが重点を置くのが、この2つでしょうか…。

 

 

 

新型コロナの臨床症状

 

コロナのメイン症状が以下のとおり。

 

  • 発熱(83-99%)
  • (59-82%)
  • 倦怠感(44-70%)
  • 食欲不振(40-84%)
  • 息切れ(31-40%)
  • 喀痰(28-33%)
  • 筋肉痛(11-35%)

 

その他、味覚障害や嗅覚障害もあります。
某プロ野球選手も、味覚の変調で発覚しましたしね。

こわいのは、カゼやインフルエンザと症状が酷似しているところ。なかなか発見しにくいのは、こういうところにあります。

 

 

 

新型コロナの感染症経過

 

80%はカゼ症状・味覚障害・嗅覚障害が一週間程度続き、軽症のまま治癒します。

ですが油断してはならなく、20%は呼吸困難・痰咳といった肺炎疾患が一週間~10日続き、ドンドン悪化して入院するという事態に陥ります。
5%は人工呼吸管理などを集中治療室でおこなうことがあり、2-3%が致命的な事態になります。

基本的に重症化まではいかないものの、それが自分に当てはまるわけではないので、用心した方が賢明ですね。

 

 

 

日本の年齢別の新型コロナの感染症の致死率

 

データだけを見ていくと、感染者そのものは20代で圧倒的に多く、30代で20代の約半数となり、年代が上がるごとに低下していきます。
また、10代以下の感染者はほとんどいないのも特徴です。

ですが、致死率を見ていくと、40代でパーセンテージが増えていき、60代で一気に上がります。
70代になると60代の約倍、80代だとその70年代の倍以上になります。
ご年配の方となると、罹ってしまったら一大事になります。。。

 

ちなみに、若年層に重症化が少ない理由に「ACE2遺伝子と関係があるのでは?」という推測があるそうです。

この遺伝子の発現は、どうも年齢依存で、

 

  • 10歳未満で2.40
  • 10~17歳で2.77
  • 18~24歳で3.02
  • 25歳以上で3.09

 

過去に流行したウイルス(SARSなど)で発症を比較したところ、鼻上皮におけるACE2発現が年齢に依存的だったとのこと。
成人に比べて子供のコロナ罹患率が低いのは、このACE2遺伝子の発現が理由かもしれないそうです。

 

 

 

新型コロナの重症化リスク因子

 

もし以下の因子を持っているなら、まわりの人よりも意識した方が無難です。

 

■明確になっている重症化リスク因子

  • 65歳以上の高齢者
  • 慢性呼吸器疾患
  • 慢性腎臓病
  • 糖尿病
  • 高血圧
  • 心血管疾患
  • 肥満(BMI30以上)

 

■データは不十分だが要注意なリスク因子

  • 生物学的製剤(原料が細菌やウイルスなどのもの、有名なのはリウマチの薬)の使用
  • 臓器移植後やその他の免疫不全
  • HIV感染症(特にCD4<200/L)
  • 喫煙歴
  • 悪性腫瘍

 

この中なら、肥満はダイエットをして対処できますし、喫煙なら禁煙すればなんとかなるものかと…。

 

 

 

 

新型コロナの感染力

 

コロナの怖いところは、発症の2-3日前から高いという点です。
気付かぬうちに感染していて、いつの間にか広げてしまっているということ。

以前に流行したSARSは発症後7-10日後に感染力が増加し、季節性インフルエンザも発症同時ないしわずか前にぞうかします。
コロナは潜伏期間が長く、感染力については2-3日前から現れはじめ、発症前0.7日時点でピークを迎えます。

なので「別に症状も出ていないし、問題ないだろう」とは思わず、自己防衛や感染していたということも考え、対策に講じる必要があります。

 

 

 

新型コロナの対応策

 

ここで、新型コロナの対応策について簡潔にまとめていきます。
どれも自身で難なく実践できますので、どうぞ対策していきましょう!

健康は、何物にも代えられないものですからね♪

 

■マスクの着用

咳からの飛沫、そして会話からの飛沫に対応するために着用をオススメしています。

正直なところ、市販レベルのマスクの性能では、空気感染は防ぐことは難しいです。
ですが、飛沫感染なら予防できることはわかっています。

なんでも、新型コロナに感染してしまった2名の美容師が、マスク着用の上で139名のお客様と15分以上接客したところ、感染者ゼロだったとのことです。
ランセットに記載された内容では、マスクを着用することで感染リスクを0.15倍に抑えることができるそうです。ちなみに、この記事では距離1m以上で0.18倍、アイマスクで0.22倍に感染リスクを抑えられると書いています。

 

 

■ビタミンDの摂取

僕の過去のブログでも紹介しましたが、ビタミンDの摂取が新型コロナ対策には有効かもしれないとしています。

欧州20カ国の国民の平均ビタミンD値とCOVID-19への影響との関連を検討したところ、ビタミンD値が高い国ほどCOVID-19の罹患率、死亡率が低いことがわかっています。
ただし、ビタミンDとCOVID-19の重症度や死亡率との相関性のエビデンスが不十分で、やらないよりはやったほうが良いのでは?…というところでしょう。

 

 

■ペーパータオルの使用

可能であれば、ペーパータオルを使っていくことをオススメします。

ご存知でしょうが、細菌やウイルスは水分が好きです。
ペーパータオルで手洗いした手を拭きとり、水分と残存しているウイルスごと捨ててしまうことが有効です。タオルを共有していると感染リスクが高まりますんで、ペーパータオルは便利な存在になりますね!

 

 

 

新型コロナのマメ知識

 

上記以外で、COVID-19について解明されたことを、ここでは2点ご紹介します。
対策とは異なりますので、念のための知識として頭の片隅にでも置いておいてください。

 

■血液型によって重症化が違う?

イタリアとスペインの7カ所の病院で、重症化したCOVID-19患者1980名をゲノムワイド関連分析(GWAS)をしたところ、9q34.2遺伝子座というものと血液型ABOの遺伝子座とたまたま一致したとのこと。
それによると、A型の人の重症化リスクが他の血液型の人に比べ45%高値で、O型の人は35%低値だったそうです。

A型の人は、他の人より念入りに対策していった方が無難かもしれません。

 

 

■一度かかると免疫が付くのか?

インフルエンザなどですと、一度罹ってしまえば免疫がついて、それ以降は罹りにくくなるもの…。
ですが、COVID-19の場合は、何度も罹ってしまう可能性があります。

中国の報告では、COVID-19から復帰した37名の患者を8週間にわたり追跡調査したところ、無症状患者の抗体減少率が中央値8.3%(範囲が0.5-22.8%)で、発症患者の抗体減少率が中央値11.7%(範囲が2.3-41.1%)ということがわかりました。
つまり、一度かかって抗体ができても、わずか数ヶ月で抗体がなくなってしまうということ。

何度でも罹ってしまうので、常に対策に講じる必要があるというわけです。

 

また、スペインでは集団免疫による新型コロナ対策を考えたそうです。
調査方法として、まん延している場所に身を置かれているなら、もしかすると抗体ができるかも…ということですね。

ですが、これはあまり効果がなかったようです。
61,075名を調べ上げてみても、血清有病率は全体で5.0%程度だったそうです。内訳として、マドリード周辺で10%以上、沿岸部で3%未満と地域によってバラつきがあったそうな。。。

「敢えて危険な場所に行って、免疫力を付けるゾ!」…というのはマズイものです。

 

 

 

 

といった感じで、今回の講演会のことを一部分ですが、簡潔にまとめていきました!
全部書いちゃうと、後でなにかあるのではと思っているので、全貌はご勘弁を…。

基本的に、密になっているところは避けて、他の病気やウイルス同様の対策をしていきましょう!!っていうことです。
このあたりは、僕の前のブログも書いていますので、どうぞ参考に☆

ちょっと長くなりましたが、今後もいろいろと発信していきますので、よろしくお願いしますね。
また、体調管理には鍼灸整体も有効ですので、お気軽にお問い合わせくださいませ♪

 

 

【参考文献】

[Interim Clinical Guidance for Management of Patients with Confirmed Coronavirus Disease (COVID-19)]

[COVID-19の致命率と重症化リスク因子について]

[Nasal Gene Expression of Angiotensin-Converting Enzyme 2 in Children and Adults]

[新型コロナウイルス感染症 診療の手引き 第2.2版]

[Temporal dynamics in viral shedding and transmissibility of COVID-19]

[Characterization of expiration air jets and droplet size distributions immediately at the mouth opening]

[Absence of Apparent Transmission of SARS-CoV-2 from Two Stylists After Exposure at a Hair Salon with a Universal Face Covering Policy — Springfield, Missouri, May 2020]

[Physical distancing, face masks, and eye protection for prevention of COVID-19]

[The role of vitamin D in the prevention of coronavirus disease 2019 infection and mortality]

[Role of vitamin D in preventing of COVID-19 infection, progression and severity]

[石けん手洗い後にペーパータオルを用いた乾燥方法の除菌効果の検討]

[Genomewide Association Study of Severe Covid-19 with Respiratory Failure]

[Clinical and immunological assessment of asymptomatic SARS-CoV-2 infections]

[Prevalence of SARS-CoV-2 in Spain (ENE-COVID): a nationwide, population-based seroepidemiological study]

 

 

 

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