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トップレベルのパフォーマンススキルを持つ人がしている『3つの練習ポイント』とは

人生の成功に関することも、当ブログの範疇でごさいまして、過去のブログでは練習に関することも発信しております。

最新の練習法に目が向きがちではありますが、昔ながらではあるものの、実に効果的な方法にも着目していきたいところ。
温故知新といいますか、やっぱり先人たちが導き出した結論も取り入れた方が良いと思った次第です。

今回は『トップレベルのパフォーマーがしている効果的な練習法』についてお伝えしていきます!

 

 

トップレベルのピアニストがおこなっている効果的な3つの練習法

 

これは2009年の論文で、音楽学者のロバート・A・デューク氏などによる調査です。
この調査は、ピアノを専攻する17名の学生を対象に、「効果的なピアノ練習法はどういったものなのか?」という問題について突き詰めてくれたものです。

内容ですが、対象者全員に「ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番」を練習するように指示を出します。
対象者が「十分に演奏できる!」と感じるまで自由に練習してもらい、その翌日にどれぐらい演奏できるかのテストをしていったそうです。

まずですが、各自がおこなった練習時間には大きな差が出まして、8.5分~57分弱までのバラつきがあったとのこと。そして、翌日のテストでは、前日に練習した小節を最後まで15回弾いてもらい、それぞれの演奏の成果を第三者が採点して順位をつけていきました。

 

その結果、まずわかったことは

 

  1. 練習時間が長くても短くても順位に影響が出なかった
  2. 練習量が多くても少なくても順位に影響が出なかった
  3. 練習中に演奏を失敗した回数が多い人ほど、下位になる傾向にあった
  4. 練習中に演奏を成功した回数が多い人ほど、上位になる傾向にあった

 

練習時間や量はテストの成績にほとんど影響がなく、もっとも重要なのが「間違った演奏をした回数」なんだそうです!
これだけ聞くと「やっぱり才能なんじゃないか!」と思ってしまうのですが、研究者たちは「トップピアニストたちは失敗への対処法が大きく異なる」と指摘しています。

 

ここで、トップピアニストがおこなっている3つの練習ポイントをご紹介していきます。

 

  1. ミスをした際、ミスをした場所の正確な位置と原因を特定し、その原因を修正するように努めていた
  2. 演奏スピードを複数のパターンに変化させ、難しいパートを正しく演奏するためにテンポを落としたり、自分の演奏レベルを試すためにテンポを上げたりといった工夫をしていた
  3. ミスの修正を確認するために、演奏が安定するまでミスをした部分の練習を繰り返していた

 

トップピアニストはミスの修正にシビアで、ミスが発覚したときには、すぐさま対処しているようです。
その中でも、もっとも効果的なのが『ミスをした場所をゆっくり演奏する』だそうで、難しいと思うパートを正確に演奏できるようになるまで、正確な指の操作を脳に沁み込ませたわけです。

反対に、下位のピアニストたちは、

 

  • ミスをしてもとりあえず最後まで演奏する
  • 何も考えずに反復練習を繰り返す

 

といったことをしていたそうな。
問題を先延ばしにしたり、問題を明確にしなかったりはいけませんね…。

 

 

 

 

これはピアノに関する研究ですが、これは勉強やスポーツ、武道、ゲームにも言えることかと!

 

  • ミスが発覚したら、すぐに修正する!
  • ミスした部分をゆっくりおこなう!
  • 慣れてきたらスピードを上げて試す!
  • ミスした部分が安定して成功するまで繰り返す!

 

これが、古典的ながらも効果的な練習法なのですね!
僕もまだまだ半人前なもので、これを心がけて練習に励みます(汗)。

 

 

【参考文献】
[It’s Not How Much; It’s How: Characteristics of Practice Behavior and Retention of Performance Skills]

 

 

 

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