コロナが怖いが、こういうときは臆病な方が生き残れるので臆病でいます…。
僕らはできる限りを尽くして、コロナが落ち着くまで耐え抜くのが良いでしょう。
その1つに、免疫力を高めることがあります。兎にも角にも免疫力を高めて、ウイルスに負けない身体作りをしていきましょう。
何もしないよりかは、あるかにマシです。。。
今回は、僕らの免疫力を高める『ポリフェノール』を調べてくれた論文がありますので、ご紹介していきます。
特別なことではなく、これは食事という欠かせない行為でできますので、手間などをかけることはありません。
なので、無理をすることなく、すぐに行動に移すことができます。
このブログをお読みになり、すぐに取りかかっていきましょう!
その他、施術や健康、メンタルなどで気になることがありましたら、どうぞお問い合わせください。
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免疫力を高める4つのポリフェノール
2016年に公開された質の高い14件のデータを精査したオークランド大学のメタ分析があります。
この調査は感染症のデータがメインですので、今の状況にはピッタリかと思います。
皆さんはご存知かと思いますが、ポリフェノールには抗炎症作用を中心に、抗ウイルス・抗菌・抗酸化作用などがあります。
アンチエイジングをしている人は御用達でしょうが、実は免疫力向上にも一役買っているのです。データは上気道感染への影響をチェックしてまして、要は「ポリフェノールを摂ることでカゼ症候群は防ぐことはできるのか?」ということを調べたわけです。
結果は予想通りで、ポリフェノールを摂ることで『風邪の症状(扁桃炎、咽頭炎、中耳炎など)を33%減らすことができた』そうです!
これはかかりにくくなるほか、回復速度が速くなったということですね。
そこで、主に炎症に効いたというポリフェノールというのが、以下の4つということです。
ケルセチン
タマネギやパセリ、ブロッコリー、モロヘイヤ、サニーレタス、リンゴ、かんきつ系フルーツ、ブルーベリー、オリーブオイルなどといったものに含まれています。
抗炎症作用のほか、リーキーガット症候群やアレルギー性鼻炎に効く成分として取り上げております。
アントシアニン・プロアントシアニジン
ベリー類全般にサツマイモ、赤キャベツ、紫タマネギ、ラディッシュ、インゲンマメ、ナス、黒マメなど、主に紫色の食べ物に多く含まれています。
抗炎症作用といえば!…というくらい昔から有名なポリフェノールです。
アラビノガラクタン
ニンジンにラディッシュ、梨、コーン、トマト、ダイコンなどに含まれています。
全体的に含有量が少ないので、サプリで補うのもアリかと思います。
EGCG・テアニン
緑茶に含まれています。
とても強い抗酸化作用があることで有名です。
1つ1つ覚えるのは大変ですので、彩りが鮮やかな野菜や果物を中心に選ぶのがコツですね!
ポリフェノールは基本的に色素なので、色がついているものを選べば何とかなります。
あとは、なんとなく身体に良さそうなラインナップですので、基本に忠実にしていくことが大切かと思います。
たとえば、献立でフルーツにブルーベリーやリンゴ、炭水化物にサツマイモ、タマネギやキャベツにオリーブオイルをかけるなんて良いですね。そして、ティータイムに緑茶を飲むなんて良いでしょう。
実のところ、1年以上風邪をひいていないんですよね、僕☆
【参考文献】