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合計8,723名の男女を20年かけて調査してわかった『ダメ人間』にならない方法

仕事にせよ交友関係にせよ恋愛・結婚にせよ、長続きさせるには「人柄の良い性格」が大事!

世の中には「引き寄せの法則」というものがありますが、そういったものとは別に現実的な性格の改善方法があります。
今回は『合計8,723名の男女を20年かけて調査してわかった「ダメ人間」にならない方法』をご紹介していきます。

どうぞ、参考にしていってくだせぇ!

 

 

生活習慣を見てわかった『ダメな性格』にならない方法

 

これは2018年に出たフランスのモンペリエ大学による、3つのサンプルから構成された研究です。
合計8,723名分のデータを使っておりまして、大まかに言いますと

 

  1. 1990年代に40〜50代の男女8,723名を招集する
  2. 全員に性格テスト(ビッグファイブ)をおこない、毎日の運動量をチェックする
  3. 20年後、再び同じ性格テストをおこなう

 

という感じです。
すべての調査には、健康レベルやライフスタイルなども含まれたそうです。

 

調査した結果、

 

  • 身体活動の低下は誠実性の急激な低下と関連していた(β= -0.06)
  • さらに、身体活動の低下は開放性(β= -0.05)、外向性(β= -0.03)、および協調性(β= -0.03)の低下と関連していた

 

誠実性は「人生の成功」「幸福な恋人・夫婦関係」などに重要でして、運動不足は人生の失敗や関係の破綻につながる可能性がありますねぇ。

この研究で知っておきたいところは、

 

  1. 元来の性格や年齢、認知機能、性別、健康レベルとは関係なく、身体活動自体が将来の性格に左右する可能性がある
  2. 身体活動による性格の変化は、たとえば「人間関係による性格の変化」や「重篤な疾患による性格の変化」などと同レベルである

 

この研究では「遺伝」や「10代の頃の性格」といった要素は考慮されていません。
なので、断言できないものの、運動さえしっかりしていれば良い性格になれる可能性自体はあるということです。一般的に、生まれ持った性格は変わりにくいと考えられていますので、「ダメな自分を変えたい!」と願うのなら、とにかく運動をしてみるのが良いですね!

 

 

 

 

具体的な運動の内容ですが、研究によると種類は問わないようです。
身体活動という表現からして、

 

  • 掃除や洗濯といった家事
  • 身体をけっこう動かす仕事

 

といったことでも良さそうですし、

 

  • ウォーキング
  • 筋トレ

 

といった、一般的な運動でも良いかと思います。
運動の負荷は問わないので、兎にも角にも「運動は大切☆」と覚えて実行しましょう!!

 

 

【参考文献】
[Physical activity and personality development over twenty years: Evidence from three longitudinal samples]

 

 

 

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