ついカッとなって、相対する人と衝突してしまう…。
そういったことで悩んでいる方に向けての投稿です。
実のところ、つい口論になってしまう、手が出そうになるといった「攻撃的な性格を改善するなら自然の中で過ごす」のが良いという報告があります。自然には癒し効果があることは周知の事実なので、良い性格になれるのは納得のいくことでしょう。
今回のブログを読んで、どうぞ参考にしていってください♪
自然環境の接触による人間関係の改善
これは2015年に出たカーディフ大学の研究でして、イギリス政府による国民健康調査のデータを用いたものとなっております。
調査の内容ですが、22~65歳までの2079名の成人(男性1040名、女性1039名)を対象に、普段から自然に接している回数と、地域社会の安定性や犯罪の発生率を比較していったそうです。年齢や性別、人種/民族、教育レベル、地域、および世帯収入については調整されているとのことですね。
結果なのですが、
- コミュニティの安定性に左右する要素のうち、自然との接触回数は8%の割合を占めた
- 地域の犯罪発生率を左右する要素のうち、自然との接触回数は4%の割合を占めた
要するに、自然と多くふれあう人が住む地域ほどコミュニティ内での仲が良好で、犯罪も起きにくい傾向があるようです。
当然ですが、収入や教育も性格を構成するには重大な要素ではあります。それでも、自然とのふれあいの重要性は、それらの要素よりも勝っているそうです。
8%や4%という数字を見ると、あまり高そうには感じませんが、研究者によると
収入や性別、年齢、教育レベルといった他の要素を合計しても3%にしかならず、8%という数字は驚くべき効果だ。
今回の研究により、自然とのふれあいがコミュニティとの絆を強化し、個々の幸福感を高めてくれることがわかった。自然による幸福度向上の理由は様々あるが、「自然」は我々に助け合いの精神をもたらし、犯罪の発生を減らしてくれる。この現象は、収入レベルが低い地域でも起きる。
自宅から緑の木々をながめる、自然の中を歩くことで、より周囲の人たちが身近になり、コミュニティの結束も深まる。
僕は北海道出身なもので、しょっちゅう自然が恋しくなりますね…。
やっぱり、自然があった方が、僕らのメンタルヘルスは健全になるんでしょうねぇ~~。。。
改めて、自然の雄大さがわかる内容かと思いました。
自然を摂取して、厳しい現代社会を生き抜いていきたいものです。