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失敗すると、すぐにくじけてしまう人の性格について

失敗してヘコむことは、誰しもが経験することがあるでしょう。

当然ですが、性格には個人差がありまして、同じレベルの失敗でも撥ね除ける人もいれば挫けてしまう人もいます。今回は「失敗すると、すぐにくじけてしまう人の性格」について解説していきます。

どうぞ、参考にしていってください♪

 

 

失敗後のセルフコントロールと神経症的傾向の関係性

 

これは2021年に出たエクスマルセイユ大学などの研究でして、その内容ですが、「人生の失敗に気持ちが折れてやる気を失う人と、失敗を糧に前向きな行動ができる人の差」について調査しております。

この調査ではフランス人の男女80名(年齢は18〜61歳)が対象となっており、調査がおこなわれた4週間の間に「どのような求職活動をおこない、それが失敗に終わったかどうなのか?」と尋ねていったそうです。そのうえで、対象者の自己効力感(就職面接に合格できるかの自信)と、さらにビッグファイブ(性格特性)もチェックしていき、就職活動の動向を追跡していきました。

 

結果なのですが、以下のような傾向がみられることがわかったそうです。

 

  1. 神経症傾向が高い人(不安感が強い人)は、前週に失敗すると次週の就職活動への意欲が低下する傾向にあった。この傾向には、自己効力感と相関関係がなかった(自信の有無に関わらず、不安感が強い人は失敗に弱い
  2. 外向性が高い人(社交的で外部の報酬への反応が強い人)は、前週に成功すると次週はさらに就職活動への意欲が高揚する傾向にあった。一方で、前週に失敗すると、次週の行動意欲が低下する傾向にあった。
  3. 外向性が低い人=内向的な人(非社交的で内部の報酬への反応が強い人)は、前週に成功しても次週の就職活動への意欲に影響がなかった。しかし、前週に失敗しても次週の活動への意欲にも影響がなかった

 

当たり前ですが、不安感が強い人は失敗に弱いのは言うまでもありません。
外向的な人は成功すると上り調子になるものの、失敗するとモチベーションが下がり、これまた失敗に弱いと言えます。しかし、内向的な人は、成功しても失敗しても調子に波が起きないようです。

こういった現象がおきる理由ですが、内向的な人というのは感情が安定している傾向にありまして、たとえ失敗しても「逆境を撥ね除けたい!」という思考が生まれやすく、それだけ失敗からのリカバリーが早いそうです。内向的の正しい意味は「自身に対して関心が強い」というものなので、それだけ失敗をレベルアップのきっかけに上手に昇華することができるんですね!

「内向的な人≠内気な人」でして、キチンと自身の内面に着目でき、「何をすべきか…」と落ち着いて処理できる人っていうのが強みかと☆

 

 

【参考文献】
[Influence of extraversion and neuroticism on the weekly dynamics of jobseekers’ self-regulation]

 

 

 

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