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「腸内環境を整えると痩せられるよ♪」がどこまで本当なのか!?…問題

なんとなくですが、腸内環境が整うと、ダイエットになりそうなイメージがありますよね。

「脳腸相関」というものがありまして、腸の状態が脳に反映されるということで、メンタルの改善には腸の調子を良くすることが大切です。あとは単純に、健康のためにも腸内環境を整えた方が良いとは言えますね。ですが、実際のところ、「腸内環境を整えると痩せられるよ♪」がどこまで本当なのか!?…っていう疑問は、多少なりともあるでしょう。

今回は、その疑問について、追究して参ります!

 

 

プロバイオティクスによる体重減少効果について

 

これは2026年に出たメタ分析でして、12件のランダム化比較試験で構成されたものとなっております。

対象者は931名の過体重および肥満成人で、主に東アジア人を対象にしております(韓国で10件、中国で2件、サウジアラビアで1件)。実験の内容としましては、単一菌または複数菌のプロバイオティクスを12週間摂取するというもので、おもに乳酸菌系がメインとのこと。そのうえで、プロバイオティクスを摂取したグループと、摂取していないグループ(プラシーボ)で体重や体脂肪の変化を比較していったそうです。

東アジア人がメインということで、参考にするのには良きかと思いますね。

 

結果なのですが、ひとまず効果そのものは見られまして、

 

  • 体重:−0.52kg
  • BMI:−0.22
  • 体脂肪率:−0.59%
  • ウエスト周囲径:−0.3cm

 

だったそうです。

プロバイオティクスを3ヶ月間飲むことで、プラシーボと比べて体重が500gほど減って、体脂肪率やBMIも少し改善したようです。わずかながらでも、しっかりと効果が出ているのが嬉しいものです。

とはいっても、効果があったとはいえ、体重にして500g程度の減少です。ダイエット効果としては微々たるもので、そのときそのときの食事量や水分量、排便・排尿で変化するレベルです。見た目に変化が現れるほどのものではないので、これだけで「腸内環境を整えてダイエットだ!」とオススメできるほどではないでしょうね。

 

 

 

 

この結果については、過去のメタ分析とも概ね一致しています。

これまでの研究でも、プロバイオティクスやシンバイオティクスの摂取によって、体重や内臓脂肪、BMI、体脂肪率などをわずかながらも改善できる可能性が示唆されております。なので、「まったく効果がないようだ…」と断定できず、「やらないよりは、やっておいて損はない」程度の評価になるかと思います。腸内細菌は多種多様ですし、乳酸菌を入れたところで、腸内環境がダイエットに適した状態になるとは限らないでしょう(個人差もありますし…)。

とはいっても、腸内環境がお粗末になってしまっている人なら、しっかりと整えてあげてください。その過程でダイエットできたら、ラッキーと思うくらいで良いでしょうな☆

 

 

【参考文献】
[Efficacy of probiotic supplementation for body weight management in overweight and obese adults: a meta-analysis of randomized controlled trials predominantly from East Asia]

 

 

 

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