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ネットで荒らし行為をするヤバい人は、現実世界でもヤバい人である

ヤバい人に関しては、過去にけっこうなほど書いてきました。
たとえば、

 

 

といったことがあります。
今の流行り?でいうのなら、僕の感想では「ツイフェミさん」も、この類いになるのかと思います。

恐ろしや~~~。。。

 

今回は、最近のデータで『ネットで荒らし行為をするヤバい人は、現実世界でもヤバい人だ!』という結論に至った研究がありますので、それを紹介していきます。

酔っ払いと同じように、ネット上だとタガが外れるのでしょうかね?
ネットで荒らし行為が趣味だとわかったら、速やかに距離をとることをオススメします。

どうぞ参考に!

 

 

オンライン上における攻撃性の開示とオフラインでの攻撃性の関係

 

これは2021年に出た、オーフス大学などの研究チームによる調査です。
この研究では8434名を対象に8種類の調査と実験をおこない、簡潔に言うと、対象者全員にオンライン上で攻撃的な行動をとったかをチェックしていきました。

たとえば、

 

  1. 過去30日間に、政治的なコンテンツやコメントをオンラインで投稿したが、サイトのガイドラインに違反して警告を受ける、削除される、後になって後悔する、周囲から攻撃的だという印象を与えたことがありますか?
  2. 過去30日間に、オンライン上のテキストベースの政治討論内で、政敵を侮辱する、他者に誹謗中傷コメントを投稿する、他者をいじめたことがありますか?
  3. 過去30日間に、オフラインでの対面でおこなった政治の討論で、オンラインと同様の発言をしましたか?

 

などの質問を尋ね続けます。
オンライン上で攻撃性の高い過激な発言を、オフラインでも過激な言動をとるのかを見ていったわけですね!

そして、この研究では、以下のような文章に賛同できるかも調査しております。

 

  1. たとえ暗殺される危険性が高いとしても、有名な権力者になりたい
  2. 危険な状況で金持ちや権力者として生きるよりも、安全な場所で普通の人として生きたい

 

このような質問の意図ですが、これは最近の研究で「社会的地位を追求する傾向が高い人ほど、大義のために他者を攻撃する、武力行使を支持する傾向がある」というデータが多いからです。ネット上での攻撃性の高い発言は、社会的地位に固執している可能性が高い!…と研究チームは推察しています。

 

すべてのデータを集計し、得られた結論が以下のようになっております。

 

  1. オンライン上の攻撃性とオフラインでの攻撃性には差が存在していなく、これはネット上で攻撃的な振る舞いをしている人は、対面したときも攻撃的な振る舞いをする性格である
  2. 政治的な議論で攻撃的になる人は、社会的地位への欲求が強い

 

簡単にまとめると、ネット上でヤバい人、嫌な印象を受ける人は、現実でもヤバい人で嫌な性格をしているということ。
そして、そのバックグラウンドには、

 

  • 人の上に立ちたい!
  • マウントをとりたい!
  • 相手を見下したい!

 

といった邪な気持ちが強いというわけです。

研究者たちによると、

 

攻撃性は、不幸な状況によって引き起こされる事故ではない。
攻撃性の高い人々が、オンライン上で望むものを手に入れるために行使する戦略なのだ。オンライン上の憎悪は無知から生まれるものではないため、教育によって除去することができない。敵対的な人々は、自身の言葉が他者を傷つけることを熟知しているからこそ、その言葉を用いるのである。

我々は、特定の議論ごとに何が許容できて何が許容できないかを説明し、モデレーターを使うなどして、そのルールを取り締まることが重要だと考えている。

 

 

ネット荒らしは、その攻撃性が注目の的になるとわかっているので、持ち前の悪意によって過激な発言をしているわけです。これに反応してしまうと、彼らにとっては大好物のエサが投じられたと同義です。

なので、伝家の宝刀の「荒らしにはスルーが一番」を使って処理しましょう。

 

 

【参考文献】
[The Psychology of Online Political Hostility: A Comprehensive, Cross-National Test of the Mismatch Hypothesis]

 

 

 

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