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残念ながら「アンチ」に何を言っても無駄であることが証明されました…

「話せばわかる…!」

これは、価値観が合わない相手や行動の意図が不明な相手などであっても、真剣に話し合えば相互理解が可能であるという考え方を意味するもの。第29代内閣総理大臣であった犬養毅が、自らを暗殺しようとする(五・一五事件)軍将校に向かって放った名言として有名です。

話しても理解が得られないと思ったから、実力行使を選んだのでしょうけど…。
この事件に関しての是非は、僕からは特に何も言えません。

 

「人間の性格は変えられるものなのか?」という問題は以前から存在しています。

現在でも様々な意見が飛び交っていますが、多くのデータで共通していることは『年齢を重ねると性格は丸くなる『人生で目指す目標があると、その目標に沿った性格に変化する』というのが有力なんだそうです。いずれも、自ら変化しようとした結果なのでしょうが、良い方向には変化することが言えそうです。

ですが、その反対でアンチのような「ヤバい人」の『ヤバい性格は変わることがない』ということが研究によって示唆されています。
今回は、その研究について解説していきます。

 

 

社会不適合者の頑なな性格特性

 

これは2021年という、フロリダ国際大学などのチームがおこなった、かなり新しい研究です。
対象になったのは44歳のデンマーク人1,244名で、1992年時点での「ミネソタ多面人格目録(ビッグファイブに並ぶ性格診断)」による被験者全員の性格をチェックし、2012年時点で同様のテストをして性格の変化をチェックするという内容です。これで最終的に得られた65名分のデータを元に、「性格がどのように変化していったのか?」を解析していきました。

ちなみに、ミネソタ多面人格目録というものは、以下の5つのカテゴリーで計測していきます。
僕の主観で申し訳ないのですが、人間の負の側面を計測するようなテストかと思います。

 

  • 攻撃性(AGGR-r): 攻撃的、怒りっぽい、議論好き、自己主張が強い、競争心が強い、地位に敏感、敵対的で威圧的、権威的志向、
  • 脱抑制性(DISC-r): 退屈しやすい、せっかち、判断力に欠ける、計画を完遂できない、衝動的な行動性、落ち着きがない、権力者と問題を起こす
  • 負の感情性(NEGE-r): 不安、弱音を吐く、心配性、自己否定、絶望感、悲観的、神経質、自己不信、ストレスによる身体的症状、人生で不当な扱いを受けているように感じる、健康問題への不安、自分は助からないと考える、人生は負担だと感じる
  • 内向性(INTR-r): 内向的、性欲が低い、内気で他人を遠ざける、精力不足
  • 精神病性(PSYC-r): 妄想的、異常な経験が多い、現実とのつながりが薄い、幻覚を見がち

 

この調査による大きな結論なのですが、残念ながら『ネガティブな性格は年齢を重ねても変化する可能性は非常に低い』ことがわかったそうです。被験者の大半は、20年後のテストでも似たような診断結果だったようで、社会不適合なヤバい性格は非常に安定してたんだそうな。

研究者にして

これらの5つの不適応パーソナリティは、絶対的な安定性を有している可能性がある

 

とまで言わしめています。
ヤバい性格特性が変化しない理由は明らかになっていないのですが、推察では

 

  • ヤバい性格は人間の価値観や思想、マインドなどに大きく影響しているため、長期にわたって培われた習慣的な思考ルーティーンから逃れるのが困難かもしれない
  • 単純に20年前の性格と現在の性格を比較しただけでは、その間の外部からの影響や出来事による微妙な変化を見つけることが困難かもしれない

 

としています。
研究の段階であるため、まだまだ検討の余地があります。ですが、基本的にヤバい人が持つ信念の下で行動しているため、働きかけても効果がほとんどないというわけです。

 

 

 

 

補足ですが、この研究では、あくまでも「なにもせずにヤバい性格が変化することはない」としているだけです。
もし、アンチやヤバい人自身が直したいと願っている場合なら、その希望は十分にあります。

実のところ、神経症傾向のような特性については、ちゃんとした治療家のもとで治療を受ければ、4週間ほどである程度の改善はできます。今回の研究チームも「不適応パーソナリティを調整する手段としての介入を研究すべきだ」と指摘しています。

なので、アンチといったヤバい人が、自分自身の至らない部分を認めて改善を目指さない限り、何を言っても無駄なのは変わりません。一般人の働きかけでも、もしかすると改心してくれる可能性自体はあります。とはいうものの、望みは薄いため、おとなしく逃げるか無視をするのが一番というわけなんですねぇ~~。。。

 

 

【参考文献】
[Robustness of the Maladaptive Personality Plaster: An Investigation of Stability of the PSY-5-r in Adults over 20 Years]

 

 

 

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