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「セルフコントロールを身に付けよ!」と言うが、それって生まれ持った才能では?

セルフコントロールは大事!

想像してもらえれば理解できると思いますが、自分をコントロールできる人は、概して健康的です。自制してビジネスに取り組めるので社会的成功を収めやすいので、セルフコントロール能力は高い方が良いのは良いことですね。そんな折、なにやら「セルフコントロール能力は生まれ持った才能では!?」みたいな話が出ているので、今回は、それについて解説していきます。

どうぞ、参考に♪

 

 

セルフコントロール能力の遺伝率

 

これは2019年に出たメタ分析で、過去に行われた双子研究から31件を抽出して、一卵性双生児15,892名,二卵性双生児17,384名分のデータを集計したものとなっております。大規模としては非常に大きく、現段階としては信ぴょう性が高い結論だと言えると思っております。

人間の特性の大体は遺伝の影響を受けているもので、このセルフコントロール能力はどこまで継承されるのでしょうか…。

 

肝心の結論ですが、

 

  • 全体的な一卵性双生児の相関は0.58だった
  • 全体的な二卵性双生児の相関は0.28だった
  • セルフコントロールの遺伝率は、性別や年齢によって変化はしない

 

全体を通して、セルフコントロール能力の遺伝率は、男女や親の出産年齢関係なく60%と計測されたそうです。
多くの研究において、人間の性格特性の遺伝率は約50%だとされていて、そう考えると、セルフコントロール能力は両親の影響を強く受けそうですね。もし自分にセルフコントロール能力がないと思っていても、親や兄弟がこのような思考をしているなら、自分もその素質を持っている可能性があると思いますよ!

この数値を見て、どう判断するかは各々の感覚によりますね(僕なんかは正直、けっこう親の影響を受けるんだな~~って感じ)。
反対に、約40%は環境によってカバーできるということなので、「セルフコントロール能力に自信がないなぁ…」っていう人は、僕の過去のブログを参考にすると良いかと思います。ビジネスにせよダイエットにせよスポーツにせよ、セルフコントロール能力は大事ですからね☆

 

 

 

 

 

【参考文献】
[The heritability of self-control: A meta-analysis]

 

 

 

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