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実際のところ、ストレスは、どれだけ肌に悪影響を与えるのか!?

ストレスで肌の調子が悪くなる!」というのは、昔からいわれていますし、なんとなく実感があることでしょう。

ストレスを受けるとニキビが増えますし、身体にかゆみがでます。言ってしまえば、それで肌を掻き毟ってしまいますのでやっかいです。脳の状態が肌に影響するとは言われていますが、実際のところ、ストレスは、どれだけ肌に悪影響を与えるのだろうか?

今回は、それを深掘りして参ります!

 

 

精神的な健康と肌の健康との関係性

 

これは2026年に出た調査で、ブラジル在住の成人305名(平均年齢約28歳で、全体の約72%が女性)を対象に、オンラインによる調査をおこなったそうです。

調査の内容ですが、対象者には、以下の質問票に回答してもらったそうです。

 

  • 不安、抑うつ、ストレスの強さ
  • 皮膚の問題が仕事や人間関係、日常生活に与える影響
  • ケフィア、コンブチャ、ザワークラウト、カード、味噌などのプロバイオティクス食品を摂取する頻度
  • 市販のプロバイオティクスサプリメントの摂取頻度

 

すべてのデータを総括して分析した結果、不安や抑うつ、ストレスの数値が高い人ほど、皮膚の問題による生活への悪影響が大きい傾向があることがわかったそうです。

とはいうものの、データを見てみる限りでは、双方との関係性は「統計的に有意ではあるものの、わずかである」程度なので、その点はご留意ください。よって、この調査だけで言うのであれば、メンタルの健康がよろしくなければ必ず肌が悪くなるわけではないが、完全に無関係とまでは言いきれないレベルです。

ひとまず、美肌を目指すなら、メンタルケアも並行しておこなっておくに越したことがないでしょうね。

 

ここからは、メンタルと肌との関係性について、解説していきます。

近年よく提唱されているのが、「腸 – 皮膚 – 脳軸」の考え方です。これは、腸内環境と皮膚、脳と神経系が、それぞれが独立して働くのではなく、免疫系やホルモン、神経などを通して影響し合っているという仕組みです。たとえば、ストレスにせいで、ニキビができてしまったとします。そうしますと、体内でコルチゾールなどのストレスホルモンが増加し、皮膚のバリア機能や免疫反応に変化が起きます。結果、ニキビや湿疹、乾癬などの炎症性疾患が悪化してしまうという流れです。これが続きますと、「ストレスが肌が荒れ、肌が荒れることで、さらにストレスが増える」という負のスパイラルが出来上がります。

当然、上記の流れのほか、皮膚の症状や慢性的なかゆみがあるせいで、他者の視線が気になる、避けるようになるなどがあります。この影響で、不安や抑うつが強まるというメカニズムもあるかもしれませんが、いずれにせよ、肌とメンタルが互いに影響し合う可能性は高いと言えます。

皮膚の治療を考える際には、症状そのものだけでなく、自身が抱えている不安や生活上の問題も同時進行で解決していった方が良いかもしれません。

 

 

 

 

ちなみに、研究チームによると、プロバイオティクスを摂取しているからといって、メンタルや皮膚の状態が改善することがなかったそうです。

プロバイオティクスとは、ケフィアや発酵食品、サプリメントなどに含まれる微生物のことです。腸内環境を整えることで有名で、炎症や免疫、さらにはメンタルや皮膚にも良い影響が出ると言われてるものの、今回の調査では影響がなかったみたいです。ただ、今回の調査では、週に1回以上プロバイオティクスを摂取していたた参加者は、全体の19%ほどしかいなかったとのこと。

更には、

 

  1. どの菌株を摂取していたのか
  2. どれぐらいの量を摂取していたのか
  3. どの程度の期間、摂取し続けていたのか

 

が統一されていなかったので、プロバイオティクスの効果を明確にできていないと考えておいた方がよいでしょう。今回の内容を元に、日々のスキンケアに活かしていくのなら、メンタル面を中心に見ていくと良いでしょう。例を挙げるなら、
  • 仕事や人間関係のストレスが増えていないか
  • 睡眠不足や生活リズムの乱れが続いていないか
  • 肌のトラブルで外出や人付き合いを避けていないか
  • かゆみや炎症のせいで、気分の落ち込みや不安が強くなってないか
  • 繁忙期で皮膚の症状が悪化する傾向はないか
  • 肌の不調が起きる前に、環境の変化や精神的に大きいダメージがなかったか
  • イライラや不安を感じるたびに、無意識に肌を触ったり掻き毟ったりしていないか
  • 肌の状態が気になって、鏡で何度も確認していないか

 

といったセルフチェックをしてみるのは、いかがでしょうか?

肌の不調が続くと、どうしても対症療法的に、スキンケア用品や生活習慣の見直しに目が行ってしまいます。もちろん、慢性的なストレスによるものがありますが、不安や気分の落ち込みが続いている人は、それが肌トラブルの原因となり、生活の悪影響になっていないかを評価していった方が良いでしょう。

あなたの肌トラブルの原因は、もしかするとメンタルからきているかも☆

 

 

【参考文献】
[The skin-brain axis: New research highlights the link between mental well-being and skin health]

 

 

 

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