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寝不足が健康に良くないのは常識だけど『寝過ぎ』も健康に良くない!

寝不足は心身によろしくないのは、至極当然のこと。
ですが、寝過ぎも心身に悪影響が及ぶのも、また事実なのです。

このことについては、おそらくは皆さんも聞いたことがあるのかと思います。
何事も過ぎたるは及ばざるが如しで、『寝不足が健康に良くないのは常識だけど「寝過ぎ」も健康に良くない!』ということを、今回は説明していきます。

どうぞ、よしなに♪

 

 

過度の睡眠による健康被害

 

まずは2007年の系統的レビューから、寝過ぎによる健康被害について説明していきます。

いくつかのRCTで、健康な成人男性が普段よりも長く睡眠をとってもらったところ、脳機能の低下や疲労感の増大が起きたとのこと。ほかにも、健康な若者を対象にした実験によると、普段より2時間余分に寝てもらうよう指示したところ、3週間後、うつ傾向になり筋肉や背部の痛みが悪化、体内の炎症レベルが増加(CRPが増加したことで確認)したという結果になりました。

このような現象が起きた理由ですが、睡眠時間が長くなると、以下のようなことが起きるからだとされています。

 

  • 過度の睡眠時間は、むしろ睡眠の質が低下する
  • 免疫機能が変化する、これは過度の睡眠が炎症性物質の発現に影響が出るとのこと
  • 概日リズムが悪影響を受ける
  • 睡眠時間を長くとると、それだけ体を動かす時間が減る

 

 

他にも、2021年に出た新しいデータでも、過度の睡眠は脳機能が低下すると報告しています。

これは認知機能に障害がほぼ問題ない100名(平均年齢75歳)を対象にした試験でして、全員の脳の働きと睡眠の質を約5年間にわたって追跡したものとなっております。この調査で得られたデータは明確な傾向が得られまして、それは「1日の睡眠時間が5.5〜7.5時間の人は、アルツハイマーの初期症状が出現しても、認知機能の低下は見られにくい」ということがわかったそうです!

研究者たちによると、

睡眠時間が短い人だけでなく、睡眠時間が長い人でも認知機能の低下が見られたことは、特に興味深いところである。
この事実は、重要なのは総睡眠時間だけでなく、睡眠の質が重要である可能性を示唆している。

私は多くの患者さんに睡眠についてと尋ねるが、大体はよく眠れていないと回答する。
しかし、ここで睡眠の問題を治療すると、認知機能が改善するケースが少なくない。

 

 

ということで、重要なのは『睡眠時間よりも、睡眠の質にある!』ということですね!
睡眠時間については6~8時間くらいに留め、質にこだわった方が健康のためになりそうです。

このあたりは、

 

 

をご覧になっていただけると幸いです。
あと、もし不眠にお困りなら、どうぞ僕にご相談くださいませ☆

 

 

【参考文献】
[Who are the long sleepers? Towards an understanding of the mortality relationship]
[Sleep and longitudinal cognitive performance in preclinical and early symptomatic Alzheimer’s disease]

 

 

 

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